こちらの記事では堺市美原区・金属部品加工業の創業融資成功事例をご紹介します。
掲載画像は日本政策金融公庫からのご融資のお知らせ(承認通知)です。
☆ 事例解説 ☆
【お客様の業種:金属部品加工業】
【融資申込金額:800万円】
【融資承認金額:800万円】
【成功事例についてのコメント】
こちらは主に公的インフラで使われる金属部品の加工業で会社設立されたお客様の案件です。
もともと代表者は、同業の老舗工場で幹部社員として勤務されていました。
その工場は大手の元請け企業から安定した受注を続けており年々受注高は増える一方でしたが、とある事情からこれ以上の規模拡大が困難になっていました。
そこで本件の代表者は、勤務先である工場と取引先である大手元請けの同意と協力の下、独立して事業をスタートさせました。
つまり独立当初から確実に売上が見込めるうえ、受注が集中した場合は以前の勤務先を外注として頼ることができます。
後は材料代・外注費のために、一時的な立て替え資金をしっかり確保すれば鬼に金棒です。
本件では運転資金として希望額800万円で申し込みを行いました。
内容的には何ら問題がない案件なので、代表者の実績と経験、会社設立前後の状況が日本政策金融公庫の担当者にきちんと伝わるよう事業計画書に落とし込みます。
ダメ押しに、公庫面接では大手元請け企業からの直近の発注書を代表者に持参していただきました。
通常、日本政策金融公庫の創業融資(特に運転資金)では融資額500万円前後が一般的で、よほどの好材料がなければ800万円はハードルが高い金額です。
しかし本件は自信をもって希望額800万円を出せる案件であり、結果は予想通り満額承認となりました。