会社設立において、よくご相談いただくのが資本金をいくらにすれば良いかという点です。

 

そもそも資本金とは何でしょうか?

これは会社設立を行う人(発起人、出資者、株主などと言いますが、要するに起業家であり、

代表取締役にも就任される貴方ご自身のことです)が、会社のスタートのために

差し入れるお金のことです。

 

「会社に貸すということですか?」とよくご質問があるのですが、どちらかと言えば

「会社にあげる」というイメージでしょう。

いったん出資した資本金は、基本的にその会社が消滅しない限り、貴方の手元に

戻ってくることはありません。

その代わりに会社が成功すれば役員報酬や配当で大きなリターンを得ることができるわけです。

 

会社設立すれば、法人登記が行われて誰でもその会社の資本金金額を確認することができます。

一般的には金額の大きい方が信用面で有利とは言えるでしょう。

 

なお、会社設立後の数年間はなかなか見込み通りの収益をあげることが難しく、

最初の資本金だけでは資金が不足してくるケースも少なくありません。

その場合、資本金が枯渇しても金融機関、代表取締役本人やご家族、あるいは知人友人取引先から

借入する形で運転資金を賄う方法が一般的です。

資本金が尽きた時点で会社を廃業しなければならないと誤解されている方もいらっしゃいますが、

そういうわけではありませんからご安心下さい。

 

さて、現在の法律(会社法)では資本金の金額に制限はありません。

1円でも良いし10,000,000円でも良いわけです。

こうなると逆に難しいですね。いったいいくらにすれば良いのでしょうか?