20200626ご融資のお知らせ

【お客様の業種】外壁工事業

【融資申込金額】1,000万円

【融資承認金額】1,000万円

【お申込み概要】

今回は特殊なケースをご紹介しましょう。
こちらのお客様は、個人事業で長く外壁工事を営まれた後、元請け業者からの要望もあり、2019年後半に法人成りされた会社です。

お客様も元請けも順調に業容を拡大しており、満を持しての会社設立となったわけですが、設立の半年後にコロナショックが発生してしまいました。

このコロナショックに対し、日本政策金融公庫は「新型コロナウィルス感染症特別貸付」制度を創設して、中小事業者の支援を開始しました。

この制度は従来より書類が簡略化され、融資金額も大きく、金利も非常に優遇されており(特に当初3年間は無利息扱い)、国の本気度がうかがえる内容です。

この制度を利用するためには、売上が前年同月比で5%以上減少していることが条件になります。
2019年後半あるいは2020年前半に法人成りした場合、法人(今年)と個人(昨年)の売上を比較することになりますが、基本的にはそれでもOKです。

このお客様はコロナショックの影響が比較的軽微でしたが、それでも前年比5%以上の売上減少月が発生しました。

今後の景気動向も極めて不透明なので、なるべく多めに手元資金を確保されたいご意向があり、1,000万円の融資ご希望です。

本件は事業内容や代表者経験が申し分なく、個人事業時代に自分で作成・提出されていた確定申告書の控もきちんと保管されていたことから、無事に満額承認となりました。

一つだけ注意しなければならないのは、2020年4月以降、日本政策金融公庫の各支店には相談が殺到しており、融資の審査と実行にかかる期間がこれまでよりも大幅に長くなっていることです。

通常の創業融資では、当初申込から融資の実行まで、その目安は一か月強というところです。
しかしコロナ特別貸付は、実行まで少なくとも2か月、長いと3か月かかる状況で、本件も約2か月の期間を要しました。

コロナ貸付に限らず、融資申請においては今後の自社資金繰りをしっかり考え、申込みを決めたらとにかく迅速に手続きを進めることが重要です。